ひかりと愛といのちのことば

ほんとうに人を愛するということは、その人が一人でいても、生きていけるようにしてあげることだ。 三浦綾子『道ありき』より 『道ありき』新潮文庫『道ありき』小学館電子全集『道ありき』朗読版

人間はな、景色でも友だちでも、懐かしいものを持っていなければならん。懐かしさで一杯のものを持っていると、人間はそう簡単には堕落しないものなんだ。 三浦綾子『続泥流地帯』より 『続泥流地帯』新潮文庫『泥流地帯』小学館電子全集『泥流地帯』『続泥...

全く何の見返りもないと知って、苦労の多い道を歩いてみるのも、俺たち若い者のひとつの生き方ではないのか。 三浦綾子『続泥流地帯』より 『続泥流地帯』新潮文庫『泥流地帯』小学館電子全集『泥流地帯』『続泥流地帯』朗読版

おれはな耕作、あのまま泥流の中でおれが死んだとしても、馬鹿臭かったとは思わんぞ。もう一度生れ変ったとしても、おれはやっぱりまじめに生きるつもりだぞ。 三浦綾子『泥流地帯』より 『泥流地帯』新潮文庫『泥流地帯』小学館電子全集『泥流地帯』『続泥...

頑張って勉強し給えよ。人間の一番の勉強は、困難を乗り越えることだ。 三浦綾子『泥流地帯』より 『泥流地帯』新潮文庫『泥流地帯』小学館電子全集『泥流地帯』『続泥流地帯』朗読版

人間の偉さはな、物をどれだけ持ってるかということでは決まらん。目に見えるものが問題じゃねえ。目に見えないものが大切じゃ。 三浦綾子『泥流地帯』より 『泥流地帯』新潮文庫『泥流地帯』小学館電子全集『泥流地帯』『続泥流地帯』朗読版

一生を終えてのちに残るのは、われわれが集めたものではなくて、われわれが与えたものである。 三浦綾子『続氷点』より 『続氷点』角川文庫『続氷点』角川文庫（電子書籍）『続氷点』小学館電子全集

道は幾つもある。生きようとする時、必ず道はひらけるのだ。 三浦綾子『孤独のとなり』より 『孤独のとなり』小学館電子全集

愛するとは、ゆるすことでもあるんだよ。一度や二度ゆるすことではないよ。ゆるしつづけることだ。 三浦綾子『ひつじが丘』より 『ひつじが丘』講談社文庫『ひつじが丘』小学館電子全集

一生に一度も転んだことのない人はいない。転べば立ち上ればいいのだ。 三浦綾子『帰りこぬ風』より 『帰りこぬ風』三浦綾子記念文学館復刊シリーズ『帰りこぬ風』小学館電子全集

人間はね、一人一人に与えられた道があるんですよ。 三浦綾子『道ありき』より 『道ありき』新潮文庫『道ありき』小学館電子全集『道ありき』朗読版